hender scheme new standard loafer-unisex/ BLACK

SIZE:3,4/ MATERIAL:KIP LEATHER MADE IN JAPAN

hender scheme/エンダースキーマ
Genderとは社会的・文化的な性差を意味します。そんな性差にとらわれず自由にデザインすることをコンセプトにGenderを超えたモノ作り。頭文字の”G”を超えたという意味で”H”に変えた造語になります。靴だけでなく様々な革製品をひとつひとつ丁寧に手作りされています。

「new standard loafer」というモデル名からも分かるように新しい定番モデルです。今までの定番モデルの「slouchy」とはデザインも木型もフィッティングも違います。マッケイグッド製法になります。マッケイグッド製法とはブラックラピド製法とも言います。マッケイグッド製法の方が日本での呼び名です。簡単に説明しますと、マッケイ製法とグッドイヤー製法のいいとこ取りの製法です。アッパーと中底をマッケイ縫いした後にアウトソールを出し縫いします。一見、グッドイヤー製法の靴の見え方と同じなんですが、微妙なところで違います。2度縫いではありますが、グッドイヤー製法よりも簡略化できるため、早くできます。甲は低めで薄いです。その分タイトフィッティングになります。いい締め付け感があります。ローファーには必要なことです。そして、キップレザー(子牛の革)を使用しているのできめ細やかな見え方も上品です。この靴の一押しポイントはビブラムソールになります。革靴のアッパーというのはしっかり鞣された革を使用しているため雨などに濡れてもケアをきちんとすれば何も問題はありませんが、ソールの革はアッパーより弱い傾向にあります。僕はローファーをかなり履く機会が多いんですが、ラバーソールのローファーを所有しておらず、ずっと欲しかったんです。履いた感じはレザーソールよりも高さがある感じが分かりますが、ぱっと見ではビブラムソールだということは感じさせません。シングルソールのモノよりは厚さはもちろんありますが、ゴツくないです。このnew standard loaferは間違いなく新定番となりうるモデルだと思います。全天候型のレザーシューズというのはやはり何足か持っておくと良いと思います。そして、スタイリングも選ばずに様々なスタイルに対応できるかと思います。

3:24.5~25.0cm 4:25.5~26.0cm
34
52,800円(税4,800円)
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